旅行好きの私が訪れた場所をご紹介!今回は奥飛騨温泉郷に泊まるなら是非行っていただきたい「上高地」と、奥飛騨温泉で宿泊したお宿のお話しです。
一度の豪華なバケーションより、上手に節約して何度も旅に出掛けたい、旅行大好きカメラマンのユキカです。
実際に私が訪れた場所のなかから、リーズナブルに楽しめるおすすめの観光スポットや、コストパフォーマンスの高いホテル・旅館などを中心に、皆さんの旅の計画に役立つ情報をご紹介しています。
9月の頭に行った2泊3日の奥飛騨旅行の二日目は、上高地でのハイキングを楽しみ、奥飛騨温泉郷の新平湯温泉のお宿に泊まりました。
上高地は2度目でしたが、やっぱりいいところですね。
この記事では、上高地のおすすめの場所や知っていると役立つ情報などをご紹介します。
▼一日目の高山市内観光と新保高温泉のお話しはこちらのブログに書いています。
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雨でも楽しめる飛騨高山の観光スポットと奥飛騨温泉郷のおすすめ宿|飛騨高山・奥飛騨温泉旅行①
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奥飛騨温泉郷から上高地へはすぐ!
この旅の二日目、当初は新穂高ロープウェイに乗る予定だったのですが…
一日目に泊まった宿のご主人から「ロープウェイに乗るより、絶対に上高地へ行った方がいいですよ!」とのアドバイスをいただき、行先を変更。
県境を越えて長野県に入り、上高地に行くことにしました。
上高地の基本情報
上高地とは、標高1,500メートルにある日本有数のリゾート観光地。
「特別名勝」と「特別天然記念物」ふたつの称号を与えられた、美しい自然が堪能できる場所です。
アップダウンの少ないハイキングコースがあるので、登山経験や装備がなくても手軽に山歩きが楽しめますよ。
また、上高地ターミナル近辺にはホテルやカフェ、レストランがあるので、そこで優雅なランチやティータイムを楽しむのもありです。
上高地は一年中マイカーが規制されていますので、車は駐車場に停めて、シャトルバスかタクシーを利用してアクセスしましょう。
上高地へのバス料金
上高地はマイカー規制、車は『あかんだな駐車場』へ
岐阜県側から行く場合は、上高地行きのバスが出る「あかんだな駐車場」に車を停めます。
ネットで調べたところ、シャトルバスは一時間に一本。(2020年9月現在)
9:50のバスに乗ろうと宿を出発し、20分前に駐車場に到着しましたが、週末ということもあってか、バス停に向かうとすでにかなり長い行列が出来ていました。
後で聞いた話では、一台に乗り切れない場合は臨時バスが来るそうですが…
ただ、いつも臨時バスが出るとは限らないので、時間に余裕をもって行動したほうがいいですね。
[あかんだな駐車場]
〒506-1433
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯791-38
濃飛バス/TEL 0578-89-2351
駐車料金:1日600円(料金は後払い)※2020年9月現在
収容台数:850台(自家用車)
上高地へはバスを利用
バスに乗る前にチケットを購入します。
停留所の後ろにある建物の中に販売機があり、そこで購入できました。
往復乗車券が少しお得になっていますし、帰りに現地で買う場合は混んでいる可能性があるので、先に往復で買っておくのが無難ですね。
上高地へのバス料金
あかんだな駐車場地区~上高地バスターミナル/大人片道1,180円・往復2,090円
▲引用元:濃飛バスホームページ
あかんだな駐車場で「上高地の散策マップ」を入手できます。(乗車券の販売機の脇においてありました。)
これがあると、バスの中でハイキング計画も立てやすいので、ぜひ入手しましょう。
上高地のおすすめハイキングコース
上高地のハイキングコースについて、まず確認。
バスターミナルで降りると、コースは大きく二つに分かれます。
梓川を上っていく明神・徳沢行きのコースと、梓川を下っていく田代橋・大正池行きのコース。
引用元:上高地ホームページ
明神・徳沢方面はトレッキングシューズ推奨とされているので、初めての人には田代橋・大正池コースがおすすめです。
帰りのバスの時間を確認してからスタート
さっそく歩き始めたいところですが、まずは帰りのバスの時間をチェック。
帰りのバスは「バスターミナル」から乗るのがおすすめ。始発駅のバスターミナルで満席になる可能性があるからです。
帰りのバスも一時間に一本。臨時便も出るそうですが、時間に余裕をもって行動することをおすすめします。
その点を踏まえて、バスターミナルがゴールとなる、おすすめハイキングコースをご紹介します。
おすすめ2時間コース(バスターミナルから大正池へ行って戻る)
定番でもあり、おすすめなのは、バスターミナルから梓川沿いを下り、大正池へ向かい、戻ってくるコースです。
帰りは田代橋を渡って川の反対側を歩き、河童橋を渡って戻ってくるコース。
休まず歩いて2時間のコースですが、私は写真を撮りながら歩いて、川原で遊んで、お昼食べて…とのんびりしてたら、3時間かかりました。
くれぐれも時間には余裕をもって行動しましょう。
お手軽1時間コース(大正池→バスターミナル)
あまりたくさん歩きたくない人におすすめなのは、終点のバスターミナルまで行かずに「大正池」バス停で途中下車して歩くコース。
約1時間でバスターミナルまで戻ってこれます。
ホテルでランチやお茶をして、のんびり過ごしたい人におすすめですね。
田代橋まで歩いて、体力と時間に余裕があれば、端を渡って反対側へ。
川の西側にもホテルやお店があります。河童橋を渡って戻ればゴールのバスターミナルに到着です。
上高地の絶景スポット
上高地に来たら、ぜひ立ち寄ってもらいたいポイントをご紹介します。
先ほどご紹介したどちらのコースでも、立ち寄り可能ですよ。ぜひ行ってみてください。
河童橋
まずは何と言っても、上高地のシンボルでもある『河童橋』。
個人的には、バスターミナルに着いたらまずここへ行って写真を撮るのがおすすめです。
午後になると混む場所なので、人が多く集まる前に写真を撮りたいところ。
(私はハイキングの最後に河童橋を渡ったので、人がたくさん入りました。)
焼岳と立ち枯れの木
バスターミナルから田代池に向かう途中で現れるこの景色。
迫力満点の焼岳と、立ち枯れの木は私の大好きな風景です。
一か月ほどまえの大雨の影響で、流木や枝があちこちに見られましたが、それがまた独特の雰囲気を醸し出していました。
大正池
ハイキングの折り返し地点にある大正池。
池の水の色がなんとも神秘的で美しいんです。
天気が良ければ、山と空と雲が水鏡にきれいに反射します。
この景色を楽しみながら、池のほとりでお昼ごはんを食べるのもおすすめです。
田代池
浅い川のようにも見える田代池。
湿原の中にあるので、池と緑が一体化しています。
水面には周りの植物が写りこんで、一面緑の世界。
これまでに見たことのない、美しい景色を見ることができました。
穂高連峰
梓川の上流方面に見える穂高連峰。
ところどころ、残雪も見られます。
梓川の川原からみる穂高連峰と青い空は間違いなく絶景です。
緑に囲まれた歩道
森の中を歩くのですが、この道がとにかく美しいんです。
木漏れ日を浴びながら歩く、ハイキングコース。この小道もとても美しい景色ですね。
上高地を楽しむためのお役立ち情報
お昼ごはんを持参しよう
上高地にはホテルやレストランが数件あり、食事やティータイムで利用できます。
しかし、ハイキングをしていると、お昼にレストランのある場所に辿り着けるとは限りません。
上高地を満喫するためにも、お昼ごはんは持参して、景色を見ながら自然の中でお弁当を食べるのがおすすめ。
上高地に入る前に食べ物を調達したいのですが、上高地行きのシャトルバスの出る平湯温泉にはコンビニがありません。
奥飛騨エリアに入る前に買っておくか、奥飛騨温泉に宿泊している場合は、宿で作ってもらえる場合もあるので相談してみましょう。
(登山客が多いエリアでは、お弁当やおにぎりを作ってくれる宿があります。)
帰りのバスの時間をチェックしておこう
シャトルバスの本数はそんなに多くありません。
ハイキングをはじめる前に帰りのバスの時間をチェックしておきましょう。
上高地へのバス料金
そして、始発で満席になると、途中駅からはバスに乗ることができません。
帰りは始発の「上高地バスターミナル」から乗るようにしましょう。
上高地への服装は体温調整のしやすいものを
上高地は標高1,500メートルにあり、山の下とは気温がかなり違います。
朝晩は涼しく、昼間は気温があがりますし、歩いていると汗もかきます。
寒さや暑さに対応できる、調節のしやすい服装を着用しましょう。
履きなれた運動靴を着用して行こう
大正池方面へはスニーカーでもOKと案内されていますが、途中、ぬかるんでいる場所や岩場を歩くこともあります。
トレッキングシューズがベストですが、ない場合は汚れてもいい、履きなれた運動靴を履いていきましょう。
新平湯温泉の旅館『岐山』に宿泊
上高地を満喫した後は、奥飛騨温泉郷の新平湯温泉へ。
この日は「囲炉裏のある宿 岐山(ぎざん)」に宿泊。
貸切露天風呂があって、値段もリーズナブルだったので、こちらのお宿を選びました。
ベッド無しのモダン和室が少しお値打ち(じゃらん予約)
こちらのお宿の和室は、お布団で寝るタイプと、ローベッドで寝るタイプの2種類。
公式サイトではどちらも同じ値段ですが、じゃらんではお布団のお部屋の方が少し安かったので、お布団のお部屋を選びました。
2018年にリニューアルオープンしたそうで、内装はとってもキレイでおしゃれ。
壁はクッション性のある布張りになっていて、さらにクッションとひじ掛けもあるので、寄りかかってくつろげるようになっていました。
それと、旅館には珍しくロッキングチェアがありましたよ。
窓の外を眺めながらビール片手にゆらゆら。それはそれは気持ち良かったです。
貸切露天風呂隣は小さめ
このお宿を選んだ理由のひとつが、無料で利用できる貸切露天風呂。
お風呂は4つあって、空いていれば自由に利用できます。
夕方四時半頃にさっそく行ってみたところ、大人気で1つしか空いていませんでした。
露天風呂は4つ横並び。おとなりさんの声が良く聞こえます。
おとなりは子連れのファミリーだったようで、お父さんが「はいチーズ!」と写真を撮っていました(笑)。
今回は夕方しか利用しなかったのですが、きっと夜の方が静かに入れるでしょうね。
時間帯を選んで利用するのがおすすめです。
囲炉裏端でお食事
お食事は隣接する古民家のお座敷でいただきます。
私たちが食事したお部屋には囲炉裏がありましたよ。
食事は夜も朝も、テーブルではなく”お膳”でした。
夜は飛騨牛A5ランクのお肉3種を食べ比べて、朝は、朴葉味噌焼きと牛しぐれ煮のついた和定食。
朝ごはんにもやっぱり朴葉味噌焼き。
でもこれ、お宿によっていろいろなんですね。昨日のお宿は刻んだネギだけでしたが、こちらは野菜やお肉がはいっていました。
お味噌の味も甘めだったり辛めだったり、それぞれ。新しい発見でした。
まとめ
旅の二日目は上高地ハイキングと新平湯温泉を楽しみました。
予定を変更して行った上高地、お天気も最高だったしすっごく良かったです。
地元の人のアドバイスは最強ですね。
お宿はまずまずでしたが、一日目が良すぎただけに、ちょっと物足りなかったかな。
そして最終日は、アクティブな一日。
平湯温泉で偶然見つけたバギーに乗り、さらにはガッタンゴーへ!
詳しくは次の記事でご紹介しますので、お楽しみに。