旅行好きの私が訪れた場所をご紹介!今回は岐阜県の有名観光地、飛騨高山と奥飛騨温泉です。
一度の豪華なバケーションより、上手に節約して何度も旅に出掛けたい、旅行大好きカメラマンのユキカです。
実際に私が訪れた場所のなかから、リーズナブルに楽しめるおすすめの観光スポットや、コストパフォーマンスの高いホテル・旅館などを中心に、皆さんの旅の計画に役立つ情報をご紹介しています。
9月の頭に三連休がとれたので、夫婦で2泊3日の奥飛騨旅行へ行ってきました。
コロナの心配がまだあることと、旅行の翌日に朝早くから仕事の予定があったので、今回は岐阜県内にしようということに。
Go Toトラベルキャンペーンを有効活用し、お得に宿泊しながら、たっぷりと楽しんできました。
今回も、皆さんにおすすめしたい観光スポットやホテルをご紹介します。
雨でも楽しめる飛騨高山のおすすめ観光スポット
旅行初日はあいにくの雨。
そこで、高山市内で雨でも楽しめる場所を探して行ってきました。
なかなか楽しめる場所でしたので、ご紹介しますね。
飛騨の家具館(ショールーム&アウトレット)
飛騨市内にある、大きな家具店「飛騨の家具館」。
本館ショールームと、同じ敷地内にアウトレットショップがあります。
どちらも、もともと学校だった建物をリノベーションしてお店にしているそう。
外観にもその雰囲気が残っていて、とてもおしゃれでありながら味わい深い建物です。この建物を見るだけでも行く価値があります。
本館ショールームに展示された家具を見るだけでも、優雅な時間が過ごせます。
また、アウトレットショップには家具だけでなく、お手頃価格で買える木製のインテリア小物が並んでいます。
お土産を買うのもおすすめですね。
ちなみに私は、自分用に靴べらを買いました。
中庭にあるのは、板でできた倉(くら)の「板倉」。
入って中の見学もできます。
家具自体は決して安くないですが、お店はオープンな雰囲気で入りやすく、雰囲気だけでも楽しめました。
お店も家具もとってもおしゃれで、見ていると飛騨の家具のファンになりました。
そして「私もいつかここの家具を買おう!」という夢ができましたよ。
今回訪れたときにはコロナの影響で営業休止中でしたが、ショールームにはカフェも併設されていますので、ティータイムで訪れるのにもいい場所です。
飛騨高山レトロミュージアム
古い町並みから南へすぐのところにある、飛騨高山レトロミュージアム。
「一時間くらい楽しめたらいいかな」と思っていったのですが、予想をはるかに上回る満足度。
満足の理由は、「展示品に触れる」ことと「ゲームが遊び放題」だったことなんです。
懐かしいものに触れ合える
館内には昭和の香り漂うアイテムがびっしり。
カメラ好きなら、いつまででもいられそうな楽しい場所です。
懐かしいどころか、見たことのないくらい古い家電製品もたくさんありました。
ぱっと見では、なんだか分かりませんでしたが、「Calcultator」と書いてあったので、計算機だと判明。
大昔のアイロン。中に炭を入れて使うようですが、何も入っていなくてもめちゃくちゃ重い。昔の家事は本当に大変だったんだなあ。
一般的な博物館と違って、ここはおいてあるものに触ってもOKなんです。
持って、触って、レトロなものたちを楽しむことができる場所はなかなかないですよね。
貴重な体験ができました。
懐かしいゲームが遊び放題
館内には古いゲームがたくさんありました。しかも、ほとんどのゲームは自由に遊べるんです。
インベーダーゲームやパックマンなどのアーケードゲームや初代のファミコンやスーパーファミコンも遊び放題。
特におもしろかったのが、パチンコ。古いパチンコ台がたくさんあって、自由に遊べます。
パチンコってなかなかふれる機会がないから、うれしくなって夢中になりました。
お祭り気分を味わえるスーパーボールすくいとヨーヨー釣りもありました。これは一人一回づつ遊べます。
施設の中には一部有料のものもありますが、ほとんどが無料で遊び放題なのがすごい。
遊んでいると、時間が経つのがあっという間。
いろんなゲームがあるので、あれこれ試しているだけでかなり長く遊べる場所ですよ。
レシートを提示すれば再入場もできるそう。朝から遊んで、昼ごはんをはさんでまた遊ぶ、というのもおすすめです。
レトロミュージアム利用者おすすめ駐車場|神明駐車場
施設の駐車場はありません。
歩いて3分ほどのところにある、神明駐車場が便利です。
奥飛騨温泉のおすすめ宿「麓庵たきざわ」の魅力
当初の予定では、二日目に新穂高ロープウェイに乗るつもりだったので(実際には乗らなかったのですが)、奥飛騨温泉で宿を予約しました。
今回利用したのが、新保高温泉郷にある「麓庵たきざわ」さん。
古民家をリフォームした和モダンなお宿。総部屋数9室のこじんまりとしたサイズがちょうどいい感じです。
場所柄、登山客の利用も多いようです。ひとりで宿泊している方もいらっしゃいました。
宿泊したのが平日だったことと、Go Toキャンペーン利用で安く泊まれるので、普段だと選ばないいいお部屋を予約しました。
一室限定の特別室(はなれ)
今回泊まったのは、宿のご主人のこだわりのつまった特別室。本館の向かいにある”はなれ”です。
『男の隠れ家』がコンセプトのメゾネットタイプ。
1階のリビングには、定員5人がくつろげるソファーと椅子が用意されています。
「CDやDVDを楽しんでください」と、ご主人こだわりのコンポが。おうちのようにくつろげる空間です。
寝室はやや急な階段を上がって2階に。
二人で寝るには広々とした空間でした。
貸切露天風呂はプライベート感たっぷり
このお宿の魅力のひとつは、敷地内にある二つの貸切風呂。
空いていれば滞在中いつでも自由に利用していいというスタイル。フロントにある札を持って行きます。
脱衣所から石の階段を降りていくと、広々とした露天風呂が。
屋根付きのお風呂は4~5人入れそうなサイズで、とってもひろびろ。
山に囲まれた立地で周りも静か。自然を堪能しながらゆっくりと入れます。
二つの貸切風呂は隣接していますが、広さが十分にあり、壁も設置されているので、おとなりを気にせず存分に楽しめました。
ちなみに、本館にも貸切風呂があと二つあります。
大浴場はないですが、小さなお宿で4つも貸切風呂があるなんて、なかなか贅沢ですよね。
貸切風呂の多さもこのお宿の魅力のひとつです。
大満足のお食事
このお宿のもう一つの魅力がお食事です。
夕食は、本館の個室でいただきました。
床じゃなくテーブルセットなのがうれしい。椅子の座り心地もよくて、のんびりできます。
初めて食べた、イワナのお造り。さっきまで泳いでいたようで、口がぱくぱくしていてびっくり。
川魚ですが、臭みやくせは全くなかったです。歯ごたえを楽しみながら美味しくいただきました。
メインは、飛騨牛の朴葉味噌焼き。飛騨の郷土料理と言えば、やっぱりこれですね。
お味噌は甘め。やわらかいお肉は口の中であっという間になくなりました。
その他、焼き物、揚げ物、デザートまでどれをとっても本当に素晴らしいお料理でした。
周辺観光の相談は宿のご主人へ
食事の時、宿のご主人に予定を聞かれたので、「新穂高ロープウェイに乗ろうと思ってるんです」と話すと、「上高地行かれた方がいいですよ!」とのアドバイス。
たしかにここまできたら、上高地の入り口まですぐ。
「ロープウェイに乗らなくても、景色は車で少し行った”北アルプス大橋”からも楽しめると思いますよ」と近くの絶景ポイントを教えてくれました。
その後、夫婦で検討した結果、ロープウェイをやめて上高地に行くことを決定。
上高地の話は次の記事で。
ご主人のアドバイスのおかげで、とっても楽しめたので、感謝感謝。やっぱり地元の人に聞くのが一番ですね。
お部屋もお風呂もお食事も全て大満足で、必ずいつかまた訪れたいと思うお宿でした。
新穂高温泉の町を散歩
新保高温泉郷は小さいので、お散歩でくるっと見て回れます。ただ、坂道ばかりなので、そこだけ要注意。
足湯があったり、そこらじゅうから煙がでていたり、歩いていると温泉郷だなあと実感します。
訪れたのは9月の頭でまだまだ暑い時期でしたが、標高が高い新保高温泉郷は朝晩とても涼しく、肌寒いと感じるほどでした。
朝のお散歩は、冷えた空気と青空が最高に気持ち良かったですよ。
道ばたにコスモスが咲いていたり、栗がなっていたり。ちいさい秋があちらこちらにありました。
まとめ
この旅の初日は、高山観光と新穂高温泉でした。
高山はやっぱり晴れているときに行きたかったけれど、雨でも楽しめる場所を発見できて、さらに早めに宿にチェックインして露天風呂を楽しんで。
これはこれで良かったですね。
そして二日目は、上高地へ行きました。景色が最高だったので、写真もたくさん撮りました。
次の記事で二日目のお宿の情報とともにお伝えします。