岐阜県の大垣市・本巣市を走るローカル線『樽見鉄道』。昨年夏にも撮りにいき、すっかりファンになったので、今回は雪の中を走る樽見鉄道を撮ってきました。
一度の豪華なバケーションより、上手に節約して何度も旅に出掛けたい、旅行大好きカメラマンのユキカです。
実際に私が訪れた場所のなかから、リーズナブルに楽しめるおすすめの観光スポットや、コストパフォーマンスの高いホテル・旅館などを中心に、皆さんの旅の計画に役立つ情報をご紹介しています。
今回は、雪景色とローカル線という風景を楽しめる場所をご紹介。
岐阜県の大垣市・本巣市をはしる、樽見鉄道沿線です。
ここは昨年の夏にも行って、すごく良かったおすすめの場所です。その時の詳細は下の記事でご紹介しています。
▼樽見鉄道を撮る根尾川沿いドライブ(夏)▼
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樽見鉄道と無人駅を撮る根尾川沿いドライブ|岐阜県のおでかけスポット
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今回は冬バージョンということで、冬におすすめの撮影スポットや立ち寄り場所をご紹介していきます。
この記事を読めばわかること
- 雪景色と樽見鉄道を撮るおすすめスポット
- 企画きっぷを上手に使おう
- おすすめの立ち寄りスポット
雪景色を撮りに行きたいなと考えている人におすすめです。
とても素敵な風景に出会えますよ。
それではさっそくご紹介していきます。
樽見鉄道と雪景色を撮るおすすめスポット
夏は川の近くや道路沿いなど、いろいろな場所から撮影ができるのですが、雪が降ると細い道は通行止めになったり、路肩も雪がいっぱいで車を停められたかったりで、夏のようには動けません。
今回は、電車でも車でも安全に行くことができて、素敵な写真が撮れる場所として、樽見鉄道の駅をご紹介します。
『神海駅』で線路の分岐点を一緒に撮る
樽見鉄道の撮影スポットとして、まず行っていただきたいのは『神海駅(こうみえき)』です。
駅前に小さなロータリーがあるので、車はそこにちょっと停めさせてもらいました。
ここは、ホームの両側に線路がある駅なので、線路の合流・分岐ポイントが見えるんです。
雪景色の中だと線路のかたちがくっきりと浮かび上がります。
ちなみに大垣方面行きの車両は、神海駅を出発してすぐ木々のトンネルをくぐるのですが
伸びた枝が電車にあたり、木につもっていた雪が落ちて、一瞬、雪が舞っているような景色が見えました。
そんな思わぬシーンが撮れると、テンションが上がりますね。
神海駅の景色を満喫したら、次の駅へ向かいます。
山の中にひっそりたたずむ『日当駅』
神海駅から樽見方面へ向かって三つ先にある駅、『日当駅(ひなたえき)』にやってきました。
ここは、根尾川のすぐ近くにあるので、鉄橋を渡ってくる電車を撮ることができます。
今回はホームから電車を狙いました。
ホームから鉄橋をのぞき込むと、その先にトンネルが見えます。
そのトンネルの向こうに電車が見えたところからシャッターを切り始めます。
トンネルに入る直前は、電車のライトがトンネルの壁に反射して、オレンジの光がキラキラしていますね。
そのまま電車がトンネルに入ったところを撮ると、今度は目がキラリと輝いていました。
電車はシルエットしか写りませんが、これはこれでまたいい感じ。
お気に入り写真がたくさん撮れました。
停車時間が長い終点駅の『樽見駅』
最後にやってきたのは終点の樽見駅。
さっき日当駅で見た車両に追いつきました。
ほどなくして、電車は出発したので、電車を見送ったあと、誰もいないホームで雪景色を楽しみました。
お得なきっぷをチェックしよう
樽見鉄道を楽しむ人には、お得な企画きっぷがおすすめです。
季節ごとにいろいろな種類のお得なきっぷが販売されていますので、ホームページをチェックしてみてくださいね。
実質タダ?のフリー乗車券
私が撮影に行った2021年1月8日時点では、「樽見鉄道フリー乗車券+もとまる商品券2,000円セットで2,000円」というきっぷが販売されていました。
2,000円支払って、2,000円分の商品券がもらえるので、運賃は実質タダということになります。
この商品券は本巣市内のみで利用できるものなので、帰りにモレラ岐阜(大型のショッピングセンター)に寄って使うのがおすすめですね。
この日電車に乗っていたお客さんにも、このきっぷを利用している感じの方が何人かいました。
樽見鉄道は田舎を走る第三セクターの鉄道。あの手この手で必死に頑張っていますので、お得きっぷを利用して一緒に応援していきましょう。
購入は大垣駅か本巣駅で
企画きっぷが販売されているのは、大垣駅の6番線ホームにある窓口と本巣駅のみです。
樽見鉄道の駅は、特に本巣駅から先は無人駅が多いので注意してくださいね。
樽見鉄道株式会社
車を停めて電車に乗るなら「道の駅織部の里」へ
樽見鉄道の駅はどこも小さく、駅前に車を長時間停められる場所はほとんどありません。
車を停めて、樽見鉄道に乗る場合は、「道の駅織部の里」を利用するのがおすすめです。
この道の駅は織部駅に隣接しているので、駐車場から駅まで徒歩1分です。
企画きっぷを利用する場合は、事前に隣の本巣駅によってきっぷを購入しておいてくださいね。
いちごスイーツが美味しい「つみつみカフェ」で一休み
ちょっとひとやすみしようと、かわいいカフェにやってきました。
本巣駅のすぐ近くにある、「つみつみカフェ」。いちご狩りの施設が運営しているカフェです。
ファームで採れたいちごをぜいたくに使ったスイーツが食べられます。
私が注文したのはヨーグルトセット。
いちごをトッピングした自家製のヨーグルトに、シフォンケーキとドリンク。こんなにもりだくさんで600円なんて、びっくりです。
しかもヨーグルトが自家製で、これは「甘酒ヨーグルト」というものを使っているそうなんですが、これがめちゃくちゃおいしいんです。
酸っぱくなくて、でも甘すぎなくて、とってもやさしい味わい。いちごとの相性も抜群でした。
旦那くんは「フローズンヨーグルトいちごシェイク(550円)」を注文。
お店のインスタグラムをフォローした特典でシフォンケーキをいただきました。
このシェイク、色からも分かるようにいちご味が濃厚で、すごくおいしいかったです。
この日いただいたスイーツはどれも感動的においしかったので、ぜひまた利用したいと思います。
ちなみに自家製ヨーグルトは持ち帰り用にも販売もしていて、私は美味しさに感動した「甘酒ヨーグルト」を買って帰りました。
たまたま賞味期限間近のものが半額で売られていて、お安く買うことができましたよ。
いちごは冬が旬のフルーツなので、このカフェのいちごスイーツもこの時期がおすすめです。
夏も営業しているそうですが、いちごが冷凍になるみたいですよ。
ぜひ冬のお出かけで利用してみてくださいね。
つみつみカフェ
〒501-1205 岐阜県本巣市曽井中島974−1
※カフェは「つみつみいちごファーム」の北側
カフェに電話はないので、つみつみいちごファームへ連絡
まとめ
いかがでしたでしょうか?
夏景色を走る樽見鉄道もすごく良かったのですが、冬もまた違った魅力があって、良い写真がたくさん撮れました。
ただ、電車の本数が少ないので、撮る時の緊張感はなかなかです。
でも、事前によく考えて、集中してシャッターを切るという、いいトレーニングになりますね。
ちなみに、根尾川沿いを走る国道157号線の路面にもかなり雪が積もっていて、場所によっては凍結しているところもありました。
車で行く場合は冬タイヤを装着して、くれぐれも安全運転を心がけてください。