写真を勉強したいと思ったら、やっぱり講座を受けるのが一番いいのでしょうか?
今回は、カメラ初心者によくあるこのような疑問にお答えしていこうと思います。
この記事を読めばわかること
- やみくもに写真の講座を受講しても上達するとは限らないこと
- SNSが写真の勉強に役立つということ
- 自分の写真を見返すことが上達につながること
私もFacebookやInstagramなど、各種のSNSを利用することで刺激をもらって、とても勉強になっています。
ブロガー自己紹介
この記事を書いている、フリーカメラマンのユキカです。
初心者一眼レフを買って3年でプロに転身。子供・家族・プロフィール写真撮影は年間100件以上。
ネットショップ・店舗向けのファッション雑貨や料理写真の撮影経験もあり。
最近は、起業家・フリーランス向けに写真撮影とホームページ制作や更新のサポートも行っています。
結論からお話しすると、写真学校に通えば上達する、とは限りません。学校に通う前に、やるべきことがあります。
それは、どんな写真を撮りたいのかを見つけておくことです。
そうでないと、せっかく高いお金を払って勉強しても、あまり身にならない可能性があるんですよ。
それについて詳しくお話ししていきましょう。
まずは「どんな写真を撮りたいか」を見つけよう
写真の好みは十人十色です。なので、どんな写真が好きでもかまいません。なぜなら、写真に正解も不正解もないからです。
だからこそ、どんな写真が撮れるようになりたいのかによって、勉強すべきポイントが違ったり、教わるべき人が変わります。
そのためにも、まずは目指す方向を定めることが大事です。
目標やジャンル・テイストを決めることが、写真上達の秘訣である理由について以前の記事でお話ししています。こちらも参考にしてみてください。
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【カメラ初心者必見】写真上達の秘訣|目標とジャンル・テイストを決めること
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撮りたい写真を見つけるのにSNSを活用しよう
写真を撮り始めたばかりのころは、どんな写真が撮れるようになりたいのか、まだイメージが固まらない人もいるかもしれません。
そんなときは、自分の好みを深掘りし、目指す方向を決めるために、SNSを活用してたくさんの写真を見ることから始めましょう。
プロアマ問わずたくさんの写真を見る
撮りたいものが決まるまで、まずは写真をたくさん見ることが大事です。
私が一番おすすめするのは、Instagram(インスタグラム)。
自分の好きなものや興味のあるものを、ハッシュタグ(#←半角シャープ)を付けて検索してみましょう。
たくさんの素敵な写真に出会えます。
いろんなキーワードで写真を検索することからはじめてみましょう。
お気に入りを見つけたら「フォロー」・「コレクションに保存」
そのなかで、気になる写真を投稿している人をフォローしてみましょう。
フォローするのはプロカメラマンでもアマチュアでも、どちらでも構いません。まずは「この人の写真いいな」と思う人を見つけることが大切です。
その人の写真をたくさん見て「こんな写真が撮りたい」と思う”写真のデータベース”をどんどん増やしていくことからはじめましょう。
また、気に入った写真がみつかったら、「コレクションに保存する」という機能を使うと、簡単に見返すこともできて便利です。
撮り方のアイデアが多い人ほど、現場でいろんな撮り方ができます。
マネしたいと思う写真のアイデアをどんどんとストックしていきましょう。
講座を受けるのは撮りたいものが決まってから
自分の撮りたいものが決まったら、写真の講座を受けるのもおすすめです。
どんなものが撮りたいのかが決まっていれば、どんな講座を受けるべきか、判断できるようになるのです。
講座を受ける目的が明確でないと、高いお金を払ったのにあまり身にならないということも。
講師の撮っている写真が、自分の撮りたい写真と同じ方向性なのかを確認したうえで、申し込みをしましょう。
撮った写真をSNSへ投稿しよう
写真を撮ってきたら、お気に入りの写真をSNSで公開していきましょう!
インスタグラムやFacebook、Twitterなどなんでもいいと思います。自分が使いやすいSNSにアップすることを習慣にしましょう。
SNSにアップすると、見た人の反応が数値で現れます。
いいねの数にこだわる必要はないですが、やはりいい写真にはたくさんの評価がつくもの。
自分の写真もたくさんの人に「いいね!」と評価されると、モチベーションも上がりますよね。
また、写真をSNSにアップすることで、自然とタイトルやキャプションを考えるくせがつきます。これも、自分の写真と向き合ううえでとても大事なことで、すごく勉強になると私も感じています。
撮った写真を自分だけで見るなんてもったいない!SNSを活用して、公開することをおすすめします。
自分が撮った写真を何度も見返そう
スマホで見られるように保存して、すきま時間に自分で見返すことも大切です。友達や家族に見せるのもおすすめです。
何度も繰り返し自分の写真を見ることで、気づくことがたくさんあります。
撮影の後に「次回はこうしてみよう」という気付きをたくさん生み出せば出すほど、写真の腕が確実に上がっていきますよ。
撮ったら撮りっぱなしにせず、何度も何度も見返しましょう。
おすすめの写真勉強法まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、おすすめの写真勉強法についてお話ししました。
おすすめの写真勉強法
- まずはどんな写真を撮りたいか、方向性を決めよう
- どんな写真が撮りたいか決まらないひとは、SNSを活用してたくさんの写真に触れよう
- 撮りたいものが決まってから講座を受けよう
- 自分の写真をSNSへアップしよう
- 自分が撮った写真を何度も見返そう
私はカメラを買ってすぐに、写真について幅広く学べる初心者向けのカメラ講座に通い始めました。
ですが、その頃はまだ撮りたいものが決まっていなかったので、なんとなくずるずると通い続けてしまったんですよね。
振り返ると時間もお金ももったいなかったなあと思います。
その講座に通っていて、2年くらいたった頃にようやく撮りたいものが見つかりました。
そしたら「この講座では、私の知りたいことは学べない」と気付き、講座を辞め、そして知りたいことをピンポイントで学べる単発講座に通うようになりました。
その方が何倍も効率がいいと気付いたのです。
皆さんは、こんな風に時間とお金を無駄にしないでくださいね。
ノウハウを学ぶのは撮りたいものが見つかってからで遅くありません!
まだ見つかっていない人は、まずは撮りたいものをしっかりと見極めていきましょう。